英会話は1日にしてならず

道のりの図

英語を身につけるには毎日の学習が大事

当サイトをご覧の方の中には「すぐに」英語を身に付けたいという方もおられるかもしれません。しかし、残念なことに、どんな学習方法、どんな教材を使用しても英語はすぐに身に付くものではありません。まずは自分の英語力を確認し、自分にマッチした学習方法・英会話教材を探しましょう。

自分の英語力を確認!

まずは、以下の表を見て、自分の英語力を確認してみましょう。そして、自分に必要な学習方法を知り、それから教材を選ぶようにするば、失敗も少なくなるでしょう。

レベル TOEICスコアによる見立て 会話力
入門~初級 TOEIC 215 まで 意思疎通できる会話ができない
初級~中級 TOEIC 465 まで 相手の配慮があれば簡単な会話が可能
中級~上級 TOEIC 725 まで 日常的な通常会話が可能
上級 TOEIC 855 まで 通常会話は完全にできる
TOEIC 900 前後 専門外の分野でも会話が可能

上記の表を見て、ある程度、自分の英語力を測ることができたでしょうか。
では実際に、まず何から始めればよいのか?を以下で確認してみましょう。

  • 入門・初級者の方の学習方法
    • 中学レベルの英文法を習得(必須)
    • 中学レベルの英単語、熟語を覚える
    • 英語特有の音域が聞き取れるよう、毎日簡単な英文を聞く
    • 教材などで正しい発音を確認しながら発音練習
  • 中級者の方の学習方法
    • あやふやな英文法は基礎を固めておく(必須)
    • 日常会話で必要な英単語を覚える(3000語前後)
    • シャドーイング、リピーティング、パターンプラクティスを実践
    • ディクテーションをとにかく繰り返す!
  • 上級者の方の学習方法
    • 高度な語彙を覚える
    • 文脈やキーワードから会話の全容を把握する力を養う
    • パターンプラクティスによるパターンを増やす
    • 可能な範囲で、ネイティブと会話をする
↓
詳しい英語の学習方法は、おすすめ英語勉強法 をご覧ください。

用 語

  • リピーティング
    1つの文章を聴いた後、その文章をそのままオウム返しすること。
  • シャドーイング
    聴いた英語を0.5~1.0秒ほど後を追って読むこと。
  • パターンプラクティス
    パターンごとに言い換えて練習をする学習方法。自分で英文を作るなど能動的な学習方法のため、学習項目を身につけやすい。
日本語が通じない講師もいれば、日本語禁止の英会話もある。
英会話を始める前に、必要最低限の英語力をつけておこう!