効率の良いおすすめの英語勉強法
第6ステージ : とっさの会話でも英語が話せる能力を鍛える
スピーキングの練習
この段階までくれば、英語を聞くこと、読むことができてきているでしょう。次はいよいよ英会話では必須である「スピーキング(話す)」能力を鍛えます。
「英語が聞き取れれば、話すこともできる」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は会話というものはそう簡単なものではありません。
実際にTOEICで800~900点という高スコアを出している人でも、会話は苦手という方は多くいらっしゃいます。
これは、会話における相手とのやり取りの際に、とっさに英文を頭の中で組み立てる能力が鍛えられていないからです。すなわち、「スピーキング能力を鍛える」とは「英文を頭の中で組み立てる能力を養う」という意味なのです。
スピーキング学習でよく行われるのは「パターンプラクティス」という学習法です。
パターンプラクティスとは、会話に使われるフレーズをいくつかのパターンに分け、それらをパターンごとに言い換えて練習をするというもので、自分で英文を作る能動的学習方法のため、学習項目を身につけやすいと言われます。
英語教材の中でも「スピーキング教材」と銘打っているもののほとんどは、このパターンプラクティスによる学習をメインとしたものです。
そして、スピーキングにおいて、もう一つ重要な要素が「発音」です。
自分が本当に正しい発音で話せているのか?・・・これは人に聞いてもらわないとなかなか分からないものです。
しかし、最近はパソコンの音声認識機能が向上しており、パソコンで発音のチェックができるソフトも増えています。発音をチェックするには、こうしたソフトの利用も検討すると良いでしょう。